
内装施工を進めるにあたって、「全体の流れが分からないまま話が進んでしまった」という声は少なくありません。結果として、準備不足や判断の遅れが生じ、スケジュールや費用に影響するケースも見られます。
内装施工は、現場工事だけを指すものではなく、企画や打ち合わせから始まり、引き渡しまで複数の工程を経て進みます。全体像を理解しておくことで、発注者として適切な判断がしやすくなります。
本記事では、内装施工の基本的な流れを「企画から引き渡しまで」の工程に分けて整理し、各段階で押さえておきたいポイントを解説します。
なぜ内装施工の流れを理解しておく必要があるのか
内装施工では、工程ごとに検討・判断すべき内容が異なります。流れを把握せずに進めてしまうと、「その段階で決めるべきこと」を後回しにしてしまい、後工程で手戻りが発生することがあります。
事前に全体像を理解しておくことで、スケジュールや費用の見通しが立てやすくなり、トラブルの発生リスクを抑えることができます。
工程① 企画・要件整理
内装施工の最初の工程は、企画や要件整理です。ここでは、内装の目的や使い方、優先順位を明確にすることが重要になります。
業種や運用方法によって必要な内装は異なるため、「どのような空間を作りたいのか」を言語化しておくことが、その後の工程をスムーズに進めるポイントになります。
工程② 施工会社への相談・打ち合わせ
企画内容がある程度整理できたら、施工会社への相談や打ち合わせを行います。この段階では、要望や条件を共有し、実現可能性や進め方について確認します。
複数の施工会社に相談することで、考え方や対応範囲の違いを比較することも可能です。
工程③ 見積作成・内容確認
打ち合わせ内容をもとに、施工会社から見積書が提出されます。この工程では、金額だけでなく、工事項目や前提条件をしっかり確認することが重要です。
見積内容を十分に理解しないまま進めてしまうと、後工程で追加費用や認識ズレが生じる可能性があります。
工程④ 工程表作成・スケジュール調整
見積内容が固まったら、工程表を作成し、施工スケジュールを整理します。着工日と完工日だけでなく、各工程の順番や期間を把握することが重要です。
他工事や什器搬入がある場合は、この段階でスケジュール調整を行います。
工程⑤ 着工・現場施工
工程表に基づき、内装施工がスタートします。現場では、工程管理や品質管理、安全管理が行われながら作業が進みます。
施工中に変更や調整が必要になる場合もあるため、判断窓口を明確にしておくことが大切です。

工程⑥ 完了確認・引き渡し
工事が完了したら、仕上がりや施工内容を確認し、問題がなければ引き渡しとなります。気になる点があれば、この段階で確認・調整を行います。
引き渡し後にスムーズに利用できるよう、設備の使い方なども確認しておくと安心です。
内装施工の流れを把握するために意識したいポイント
内装施工の流れを理解するためには、以下のポイントを意識しておくことが重要です。
- 工程ごとに決めるべき内容を整理しておく
- 見積や工程表を十分に確認する
- 判断窓口や役割分担を明確にする
- 変更時の対応フローを共有しておく
まとめ|内装施工は流れを理解することで進めやすくなる
内装施工は、企画から引き渡しまで複数の工程を経て進みます。全体の流れを理解しておくことで、各段階で適切な判断ができ、トラブルを防ぎやすくなります。
流れを把握したうえで施工を進めることが、内装施工を成功させるための重要なポイントです。
ローザの内装施工事例
実際の内装施工事例については、以下のページでご紹介しています。施工の流れや進め方を、具体的な事例を通してご確認いただけます。


