
【3m×3mで差をつける】展示会ブースデザイン1小間の成功ポイント
展示会出展で最も多く利用されるのが、幅3m×奥行3mの「1小間」ブースです。スペースが限られるため、見せ方に制約があるように思われがちですが、実はデザインと構成次第で、来場者の注目を集めるブースに変身させることができます。
本記事では、1小間ブースの制約を逆手に取った効果的なレイアウト・装飾・什器選定のポイントを、施工・レンタル活用の観点から解説します。
1小間ブースとは?基本スペックをおさらい
一般的な1小間サイズのブースは以下のような構成です:
- サイズ:間口3m × 奥行3m(9㎡)
- 天井:基本的には無し(オープン)
- 壁面:左右または背面のみ(角ブースか中列かで異なる)
- 照明:蛍光灯またはスポットライト数灯(会場規定による)
この限られた空間で、いかに商品を魅力的に演出し、来場者を惹きつけるかが勝負となります。
1小間ブースでありがちな失敗例
まずは避けたい「1小間ブースあるある」をチェックしましょう。
- 什器を詰め込みすぎて、通行しにくい
- 背面のパネルが情報過多で読まれない
- スタッフ2人で居るだけで手狭に見える
- ブースが暗く、商品が目立たない
これらはすべて、「設計段階での工夫」で回避可能です。
1小間ブースで成功するためのデザインポイント
① 「引き算の美学」で空間を演出
限られた面積では「盛り込み」より「削ぎ落とし」が効果的。強調すべきは商品1点 or サービス1軸に絞りましょう。
- ブース内は1メッセージ+1展示物で勝負
- 資料やパンフレットはカタログスタンドで壁面配置
② 壁面デザインで一瞬の印象を決める
背面パネルは「目を引くキャッチコピー」「写真1枚」「ロゴ大きめ」が基本。
- 上下左右に余白を持たせた構図
- 文字は大きく・少なく・コントラスト強く
③ 照明とカラーで空間にメリハリを
照明(スポットライト)とカーペットカラーの組み合わせで印象が劇的に変わります。
- 白・黒・グレー+ブランドカラーで統一
- 商品部分だけを明るく照らすと視線が集まる
④ 商談スペースは“立ち話”でも十分
1小間ブースではイスを置かず、立ち会話を前提にした接客レイアウトが効率的です。
- 小型のカウンター+什器レンタルで簡易設置
- スタッフの動線も確保しやすくなる
什器レンタルを活用した1小間レイアウト例
限られたスペースでも、什器レンタルを活用することで低コストで高機能なブース設計が可能です。
おすすめ什器アイテム
- ハイカウンター(商談+資料置き兼用)
- パネルスタンド(説明パネル用)
- カタログスタンド(資料配布)
- LED照明付きガラス棚(商品展示用)
いずれもレンタルなら、設置・撤去・保管の手間がなく、省スペースで収まる設計のものが多く揃っています。
1小間ブースのレイアウト実例(例:食品企業)
構成:壁面パネル+冷蔵ショーケース+パンフレット台
導線:ブース正面を開け、片側に試食台、もう片側に接客スペース
演出:壁面は白ベース+食品写真+「自然派」「無添加」などのキーワードを強調
結果:小規模ながらも滞留時間が長く、ターゲット来場者との会話率が高かった
まとめ:1小間でも成果を上げるには“設計力”がカギ
展示会ブースは広ければ良いわけではありません。1小間ブースはむしろ「限られた空間をどう演出するか」が問われる、腕の見せどころです。
適切なレイアウト、壁面デザイン、什器レンタルの活用によって、1小間でも集客力と訴求力を持つブースは十分に実現可能です。
これから出展を検討している方は、ぜひこの記事を参考に、狭さを“魅力”に変えるブース設計にチャレンジしてみてください。

展示会 施工事例
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