展示会ブース施工は、当日だけを見ているとシンプルに感じるかもしれませんが、実際には出展決定から撤去まで、いくつもの工程があります。この流れを理解していないと、準備不足や手戻りが発生し、余計なコストやトラブルにつながることもあります。
本記事では、展示会ブース施工の一般的な流れを、発注者の視点でわかりやすく解説します。初めて展示会に出展する方はもちろん、過去にうまくいかなかった経験がある方にも参考になる内容です。
展示会ブース施工の全体スケジュール
展示会ブース施工は、概ね以下の流れで進みます。
- 出展目的・条件の整理
- 施工会社への相談・見積依頼
- ブースデザイン・設計
- 事前準備・申請
- 当日の設営
- 会期終了後の撤去
ステップ1:出展目的と条件を整理する
最初に行うべきなのは、「なぜ展示会に出展するのか」を明確にすることです。集客、商談、認知向上など目的によって、ブース設計や施工内容は大きく変わります。
あわせて、以下の条件も整理しておくとスムーズです。
- 出展小間数・ブースサイズ
- 予算の目安
- 使用したい什器やマネキンの有無
- 再利用の予定
ステップ2:施工会社へ相談・見積を依頼する
条件がある程度固まったら、展示会ブース施工会社へ相談します。この段階で、デザインから施工、什器やマネキンレンタルまで一括で対応できる会社に相談すると、全体像を把握しやすくなります。
見積依頼時には、費用だけでなく、含まれる作業範囲や当日の対応体制も確認することが重要です。
ステップ3:ブースデザイン・設計を進める
施工会社が決まると、ブースのデザイン・設計に入ります。見た目だけでなく、来場者の導線や視線、展示内容の伝わりやすさを意識することが重要です。
この段階で、什器やマネキンの配置まで含めて検討することで、後工程の手戻りを防ぐことができます。
ステップ4:事前準備・各種申請
デザインが固まったら、施工会社が中心となって会場への各種申請を行います。電気工事や装飾物の申請は、展示会場ごとにルールが異なるため、経験豊富な施工会社に任せると安心です。
発注者側は、提出物や最終確認を期限内に行うことが求められます。
ステップ5:展示会当日の設営
展示会当日は、限られた時間内で設営を完了させる必要があります。施工会社は、造作・什器設置・電気工事を同時進行で進めます。
ワンストップ対応の施工会社であれば、現場での調整や変更にも柔軟に対応でき、トラブルを最小限に抑えることができます。
ステップ6:会期終了後の撤去
展示会終了後は、速やかに撤去作業が行われます。再利用する什器や部材がある場合は、破損がないか確認しながら撤去を進めます。
撤去まで含めて施工会社が対応することで、発注者の負担を大きく軽減できます。
展示会ブース施工をスムーズに進めるためのポイント
施工の流れを理解したうえで、以下のポイントを意識すると、展示会準備がスムーズになります。
- 早めに施工会社へ相談する
- 目的と優先順位を明確にする
- 施工・什器・マネキンを一体で考える
まとめ|流れを理解すれば展示会準備は難しくない
展示会ブース施工は、正しい流れを理解し、適切な施工会社と連携すれば、決して難しいものではありません。
事前準備から撤去までを見据えた計画を立てることで、展示会当日を安心して迎えることができます。
