展示会ブースの出来栄えは、どの施工会社に依頼するかで大きく変わります。デザインが良くても、施工品質や当日の対応力が不足していれば、トラブルや集客機会の損失につながりかねません。
本記事では、展示会ブース施工を外注する際に、発注者が押さえておくべき「施工会社の選び方」を、実務視点で解説します。
展示会ブース施工会社とは何をする会社か
展示会ブース施工会社は、ブースの設計図面をもとに、実際の施工・設営・撤去までを担う専門会社です。単なる作業会社ではなく、展示会場の規定や工程管理、当日のトラブル対応まで含めてブースを完成させます。
展示会会社(企画・運営全般)とは役割が異なるため、施工を任せる会社選びは別軸で考える必要があります。
展示会ブース施工会社選びで失敗しやすいポイント
施工会社選定でよくある失敗例として、以下が挙げられます。
- 価格だけで決めてしまう
- 実績を十分に確認していない
- 什器や電気工事を別手配している
- 当日の対応体制を確認していない
これらは、当日の施工トラブルや追加費用の原因になりやすいポイントです。
施工会社を比較する際の5つのチェックポイント
1. 展示会ブース施工の実績が豊富か
まず確認したいのは、展示会ブース施工の実績です。特に、自社と近い業界・規模の施工経験があるかどうかは重要な判断材料になります。
2. 全国の展示会場に対応できる体制か
展示会は東京だけでなく、地方都市でも開催されます。全国対応できる施工会社であれば、会場ごとのルールや搬入条件にも慣れており、安定した施工品質が期待できます。
3. デザインから施工まで一貫して対応できるか
デザインと施工が分離している場合、認識のズレが生じやすくなります。ワンストップで対応できる施工会社であれば、設計意図が現場に正確に反映されやすくなります。
4. 什器・マネキンを自社で保有・手配できるか
展示台や棚、マネキンなどを自社で保有・レンタル対応できる施工会社は、コスト調整や納期対応に強みがあります。別業者を挟まない分、トラブルも起きにくくなります。
5. 当日のトラブル対応力があるか
展示会当日は、時間制限が厳しく、やり直しがききません。現場責任者が常駐し、即座に判断・対応できる体制かどうかも重要なチェックポイントです。
相見積もりを取る際の注意点
相見積もりは有効ですが、単純な金額比較は避けるべきです。見積内容に含まれる範囲(施工、什器、電気工事、撤去など)を揃えたうえで比較することが重要です。
内容が曖昧な見積は、後から追加費用が発生する可能性もあるため注意しましょう。
ワンストップ施工が選ばれる理由
展示会ブース施工をワンストップで依頼できる会社は、調整コストが少なく、品質のブレを防ぎやすいというメリットがあります。
また、什器やマネキンレンタルまで含めて対応できる体制があれば、急な変更や追加にも柔軟に対応可能です。全国対応の施工会社であれば、開催地を問わず同じ品質でブースを再現できます。
まとめ|施工会社選びが展示会の成否を左右する
展示会ブース施工会社は、価格だけでなく、実績・体制・対応力を総合的に見て選ぶことが重要です。
適切な施工会社と組むことで、ブースの完成度だけでなく、当日の安心感や成果にも大きな差が生まれます。展示会成功のためにも、施工会社選びは慎重に行いましょう。
